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末梢血循環腫瘍細胞(CTC)検出検査

末梢血循環腫瘍細胞:CTC(Circulating Tumor Cell)

がん細胞は、がんの進行に先立って現れ、血液やリンパの流れに乗って循環し、離れた臓器にまで転移をおこします。このように、血液中に循環してがんの転移に深く関わっているとされるがん細胞を「末梢血循環腫瘍細胞:CTC(Circulating Tumor Cell)」といいます。
このCTCを検出することは、がんの予後や予測、治療効果判定に有用とされています。

テロメスキャン

がんの超早期発見を目的とする検査として、「テロメスキャン」があります。他の内視鏡やCT、PETなどの画像検査では発見することが困難な5ミリ以下のがんがある場合でも、実は血液中にはすでにがん細胞(CTC)が浮遊していることがあります。
この浮遊しているがん細胞に注目して開発されたのがテロメスキャンです。 テロメスキャン

<ノーベル賞に支えられた信頼の技術>

テロメスキャンは、下村修博士のノーベル賞に支えられた独自の技術で、採取した血液にがん細胞だけを高感度かつ特異的に緑色に蛍光発光させることができます。テロメスキャンは、血液中に生きているがん細胞を特異的に検出し、その有無を調べることを可能にしました。

血液中に浮遊するCTCを検出するテロメスキャンは、CT、PETなどでは検出できない小さな超早期のがんを発見することも可能です。PETで陰性でもCTCが陽性の場合、血行性転移が起きてくる可能性が高く、後に転移が出現する恐れがあります。
テロメスキャンによるCTCの検出は、術後の早期治療、再発予防や、現在行っている治療の効果を判定することにも役立ちます。

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