4つのがん免疫療法
4つのがん免疫療法
Four Types of Cancer Immunotherapy
4つのがん免疫療法
がん細胞を攻撃するリンパ球と、リンパ球を教育できる樹状細胞。
これを車の両輪として自己治癒力を改善していくのが免疫細胞療法です。
当院では、患者さんの病状(病名・ステージ・転移の有無等)に合わせて
適切な免疫細胞療法を提案しています。
このページでは当院で採用している4つの免疫細胞療法について
特徴やメリットをご紹介しております。
当院の免疫細胞療法は、【認定再生医療当委員会】の審査を経て厚生労働省へ届け出をしております。
計画番号および委員会認定番号は各治療項目に記載しております。
1 活性化自己リンパ球療法
それぞれの患者さんが持っている免疫力(各個人のリンパ球の割合)を全体的に底上げできる。
保存が効くため、治療前の体力があるときに採血し、免疫細胞を確保できる。
他の治療計画に合わせて。投与日の融通が利きやすい。
再発予防や、抗がん剤・放射線両方の副作用軽減に効果的である。
- 採血:約30mL/2〜4回の治療が可能
- 培養:約2週間(点滴治療:約1時間)
計画番号:PC4150146
【計画名称】活性化自己リンパ球を用いたがん免疫
委員会認定番号:NB3190002
治療内容の詳細はこちら >2 特殊型リンパ球療法
それぞれの働きをするリンパ球のバランスを整えると共に、攻撃力を強化して、
即効性と強さを高める。骨転移にも対応できる。
- 採血:約21mL/回
- 培養:約2週間(点滴治療:約1時間)
計画番号:PC4150147
【計画名称】抗体依存性細胞障害作用(ADCC)効果を高めた活性化自己リンパ球(特殊型リンパ球)を用いた腫瘍残存がんのための治療
委員会認定番号:NB3150013
治療内容の詳細はこちら >3 超特異的リンパ球群連射療法
活性化樹状細胞療法との併用で様々な目印を持つがん細胞(難治性がん)への攻撃が期待できる。
がんの目印に向かっていくリンパ球と、全体の割合を増やしたリンパ球の2種類を投与する。
後述の樹状細胞療法との組み合わせでさらに効果的。
- 採血:約42mL/回
- 培養:約2週間(点滴治療:約1時間)
計画番号:PC4150148
【計画名称】がん抗原ペプチド反応性自己リンパ球(特異的リンパ球)を用いた増殖速度の速い難治性進行がん、及び再発がんのための治療
委員会認定番号:NB3150013
治療内容の詳細はこちら >4 樹状細胞療法
リンパ球のバランスを整えつつ、攻撃力を高める治療法です。
特殊ながんに対応可能です。
変動型分子標的樹状細胞療法
統計的に確率の高い3〜4種類のがんの目印を組み入れている。
超特異的リンパ球群連射療法との組み合わせで攻撃力が高まる。
- 採血:約40mL/回
多価樹状細胞ワクチン療法
ガンの目印として最も確率の高いWT-1を提供している。
各種腫瘍マーカーを選択肢として組み合わせることができる。
- 採血:約30ml/回
- 培養:約2~3週間(皮下注射)
計画番号:PC4150149
【計画名称】活性化自己樹状細胞を用いた増殖速度の緩やかな進行がん、及び再発がんのための治療
委員会認定番号:NB3150013
計画番号:PC4150170
【計画名称】樹状細胞を利用したがん免疫細胞療法
委員会認定番号:NB3150010
治療内容の詳細はこちら >